2015年8月22日 今日のみ言

私たちは一生の間、希望を抱いて生きますが、結局死に直面して、自分が抱いていた希望のすべてを捨てて逝ってしまうというのです。私たちはきょうも生きることを願い、あすも生きることを願い、新たな希望を求めてさまよっていますが、死に直面するときには、そのすべての希望をあとにして、絶望しつつ最期の道を行くのです。この事実を私たちはよく知っています。人間は自分を中心として見るときは、希望をもっているようですが、死の峠を越えることのできる希望をもってはいないのです。私たちが人生の道理として死さえも笑って乗り越えることのできる一つの希望を見つけなければならないのが、今日この地上に生きている人間たちが考えるべき重要な問題なのです。(平和経p)

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