2015年3月9日 今日のみ言

幼い子供を背負った母親が、人々が行き交う地下鉄の入り口にしゃがみこんで海苔巻を売る姿を見たことがあるでしょう。朝の出勤時間に合わせて海苔巻を売ろうと、その母親は夜中までかかって海苔巻を作り、だだをこねる赤ん坊まで背負って出てきました。通り過ぎる人々は何気なく、「ああ、あの赤ん坊さえいなければ楽に暮らせるのに……」と言いますが、実際には、その母親は赤ん坊のために生きているのです。母親の背中でだだをこねる赤ん坊が、その母にとって生命線なのです。(平和を愛する世界人としてp235

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