私が四十五歳の時、百二十箇所の聖地を選定するために四十ヵ国を巡回しました。ほかの人たちはカメラを担ぎ、ある国に行けばそこの写真を撮ると大騒ぎなのですが、先生は石と土をトランクに積んで百二十箇所の聖地を探して四十ヵ国を回ったのです。(笑われる)飛行機に乗って、税関を通過する時は、石を積んで旅行しているので不思議に思うのです。人々は大きな荷物を持って旅行しているのですが、ただの重い石を持って歩いているのです。誰がそれを理解しますか。狂った人だと思うのです。そのようにしてつくられた聖地が、天の前に万民が共同で精誠を尽くす基地になったのです。(真の御父母様の生涯路程4)