父母は、子女を切ってしまうことができません。愛の共同体であり、愛の実だからです。すべてのものは、実を結びます。すべてのものは、結実を求めていくのです。結実を否定することはあり得ません。すべての木も、実を否定するものはありません。それは永遠を持統させるのです。この実は、母親と父親の愛の要素を、すべて引っ張ってくるのです。すべて動員させます。ですから、それを見ればうれしいのです。「私」の中に永遠の「私」がいて、歴史があり、発展する「私」がいます。現在と未来の愛が連結するのです。父母が子女を愛するのを罰する法はありません。罰することはできないのです。宇宙が保護するようになっています。父母が愛する子女を抱いて喜ぶその場は、この宇宙の法が攻撃することはできず、保護するようになっています。(天聖経p311,13番)