2015年10月28日 今日のみ言

私の母は、赤ん坊をたくさん生みました。十三人を出産したのですが、母が語った言葉があります。「この世で楽しい、楽しいと言ってもほかに楽しいことはない。赤ちゃんを生んで、お乳をあげて育てる、それ以上に楽しいことはない。年を取って赤ちゃんが生めないから、すべてがつまらなくて仕方がない」と語っていたのです。

母の顔を見ると、多くの苦労をしてかさかさになった顔です。様々な風霜をすべて経た母の顔です。しかし、愛らしい赤ん坊を育てた、その苦労の姿がいいと言うのです。愛は困難と犠牲を伴いますが、その犠牲を忘れさせるのです。真の愛を実践すれば、犠牲になったことを忘れるようになります。そのような犠牲が肥やしたとなり、肥料となるのです。また、自分の肉となり、骨となって、喜びになります。愛となるというのです。(真の父母経p131、15番)

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