祖父は、孫に会う時間が最もうれしいのです。ですから、健忘症が生じるのは、幼子と友人になるためです。愛の心、美しいものを愛する心を大きくするためです。ほかの考えはすべて忘れて、愛の心を、孫を愛する心を育てて行くのです。それは、あの世に拍子をあわせるためのものであり、神様の創造過程なので悪いことではありません。健忘症が生じて、すべて忘れるのです。しかし、愛する人だけはもっと愛し、もっと会いたいと思うのです。そうして、あの世に行って高い立場に上がって行くのです。それが神様の愛です。(天聖経p306、7番)