皆さんは、取り戻すべき本然の自分を置いたまま、喜ぶことのできない自らであることを知らなければなりません。悲しみに置かれている自らであることを知らなければならないのです。しかし、ある世界を見て悲しく思うのではありません。悲しみや苦痛を感じるとしても、ある相対的な世界で起こる悲しみや苦痛を感じるのではなく、「真の私」を探せない悲しみ、「真の私」を探せない苦痛を感じなければなりません。世の中に悲しみと苦痛がたくさんあるとしても、「真の私」を探せない悲しみと苦痛よりひどい苦痛と悲しみはありません。それでは、創造主である神様は、今まで誰を求め続けていらっしゃいますか。皆さん自体、すなわち私を訪ねてきていらっしゃいます。(天聖経p835、22番)