先生は、きょうもこの道を歩んでくる食口たちを見て胸が痛かったのですが、痛めば痛むほど彼らを追い立ててでも、一日でも早く天宙理想を実現しなければならないという切実な心を感じます。先生は昔、罪人として刑務所にいたことを覚えています。アメリカは、鉄格子をつかんで涙を流しながら訴えた先祖がいたことを忘れれば、滅びます。勝利は、涙と血と汗によってのみ得ることができます。先生はどんな孝子にも劣らず、たくさんの涙を流しました。天は善を指向する人の保護者だということを、先生は知っています。死を覚悟し、仕事をするたびに、天は生きる道を開いて下さるのです。(天聖経p854、23番)