私たちの一生の中から、善と悪を一つ一つ抜き取ったとき、最後に残るものが善であってほしいというのが人間の願いです。しかし、善よりは悪が残りやすいのが私たちの人生行路です。一時代の数多くの人類を総合して見てみるとき、一人一人の善と悪を差し引いたあと、善よりも悪が残るならば、この地上に生きている人は善の人ではなく悪の人であり、またこの社会は善の社会でなく悪の社会だという結論が出てきます(天聖経p744、3番)
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