「神様は六千年間、私たち人間を恋しがる心情の基準を立てて摂理してきました。歴史は千態万状に広がってきましたが、神様はアルファでありオメガである立場で、始終一貫恋しい心情を失うことがなかったのです。人間が神様のそういう心情と差があるなら、その人間は敗北者であり、歴史路程の落伍者です。天が「わたしはアルパであり、オメガである。最初の者であり、最後の者である。初めであり、終りである」(黙示録二二・一三)と言われたのは有り難いみ言でした。それだけでなく、さらには堕落した人間に対して、神様は懐かしい心に悲しい感情が加わって、恋しがっているというのです。」(訓教経(上)