悪人の戦法はどうか。悪人は自分のために他を足で踏みつけて、自分が成功しようとする者である。善人は奉仕してみんなを良くしようとする。みんなを良くしようとすると、結局、良くなった者は、良くした者を追い出すのではなくして、自動的に引き入れて、中心人物として立たせるようになる。ここには、戦わずして、すべてが占領される道が生じている。だから神は陰ながら、早く良くしてやろうという戦法で負けたことはない。(青年の希望)
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