2013年7月29日 今日のみ言

先生が監獄から出てくるとき、それまで着ていたそのぼろきれをなぜ持ってきたのでしょうか?
それは、売ってみても一文にもなりません。飴売りにあげても、飴の半分もくれないでしょう。それでは、三年近い歳月を送りながら、絹のパジチョゴリは全部他の人にあげてしまい、なぜその囚人服だけ着て生活しなければならなかったのかというのです。触ればぼろぼろにほぐれてしまうぼろきれが、何のために必要だったのかということです。それは、それが十年、一世紀、あるいは数十世紀が過ぎたのちには、億兆の金を出しても買うことのできない宝物になるものであったからです。(牧会者の道p112)

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