「二千年前イエス様は、ベツサイダの近くにある野で、多くの群れにパンを配ってあげました。ところで、パンを食べた人々が、どうしてみんな滅んでしまったのでしょうか? み言を聞いたその民族が、どうしてイエス様を裏切ったのでしょうか? 三年間一緒に苦労しながら従っていた弟子たちがどうしてイエス様を裏切ってしまったのでしょうか? 彼らが裏切った理由は、み言がその日その日のためのみ言であるとだけ思い、与えられるパンが、その日の、その一時間の、腹を満足させるために下さるものとだけ思っていたためです。イエス様が下さったみ言が自分自身を通じて、世間の果てまで広めなければならないみ言であるということを知りませんでした。イエス様が与えてくれるパンが、自分を通して世界人類に配って与えなければならないパンであるということを知らなかったのです。」(四・八五)
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